人材紹介業および求人・求職情報サービスの大手であるエン・ジャパン株式会社。
ハイ・ミドルクラス採用支援事業部・企画部では2022年からSalesforceを導入しており、営業活動にかかわるすべての業務とデータの一元化を試みていた。だが、どうしても自動化できない領域があり、Salesforceとは別のクラウドサービス（kintone）を用いた手作業でのデータ入力を強いられていた。

同社ハイ・ミドルクラス採用支援事業部・企画部の宮本氏はPDF Butler・SIGN Butler導入前の状況について次のように振り返っていた。
「当時自動化したいポイントが二つあった。一つがエン・ジャパンが展開するサービスへの利用申込情報の自動取り込み。もう一つが利用申込企業とのコミュニケーションをSalesforceへ移行すること。コミュニケーションのなかで署名を取り交わすプロセスがあるため電子署名ソリューションを中心に検討していたが、既存の電子署名ソリューションには利用申込企業側が入力したフォーム入力したデータをSalesforceに自動登録・保存できるソリューションがなかった。その機能がないとマニュアルワークが残ってしまうため、結局電子署名ソリューションの導入には至らなかった。」